北海道で食べた煮しめ

煮しめといえば第一に祖母の家の夕飯に高確率で出現するおかずであるという印象が強いです。

黒くて大きなしいたけがまるごと入っているものですから、保存用の容器の蓋を開けた途端にフワッと飛び出してくる干ししいたけ独特の匂いが、子供の頃の自分には苦手なものでした。

けれど、実家で出されるものはしいたけを抜いてもらっていたので鍋をあけてついつまみ食いしてしまうこともあるくらいおいしいものであったと記憶しています。

もっとも煮しめの中で主役級の働きをしているものはこんにゃくといっていいでしょう。その弾力のある噛み応えと温かいときはもちろん冷めてからの味のしみたものは、それだけで一膳のご飯が食べられると言ってよい物と思われます。

また、一つ変り種として実家ではツブ貝を一緒に煮込んでいました。

これが非常に昆布出汁と愛称が良く、少々ねっとりとしてしまうものの歯ごたえのある食感としてはこんにゃくの次に位置する存在です。

もう一つは山菜のふきです。ふきのみの煮付けはそれだけでもおいしいものですが、煮しめに加えることで全体の甘さがさらに増します。

他の具材にはない繊維質を感じられるものとして、一風変わったセロリのような香味を感じられるアクセントとしても最適です。

以上が私の北海道で食べていた煮しめでした。

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