お隣のおばあちゃんが作ってくれたお煮しめ

お隣のおばあちゃんは、私にとって本当のおばあちゃん以上の存在です。

母の実家は遠く、父方の祖母は他界。

そんな私の幼少期、実の祖母以上にかわいがってくれたのがお隣のおばあちゃんでした。

おばあちゃんは、私にいろいろなことを教えてくれました。

折り紙にあやとり、おはじきにお手玉。

お手玉は生地選びから一緒です。色とりどりの生地の中からお気に入りを選んで、小豆を詰めて・・・。

幼少期の楽しい思い出です。

そんなお隣のおばあちゃんは、お料理も上手でした。

「作りすぎちゃったから・・・」

と言っては、我が家におすそ分けしてくれます。

おからの煮物に、金時豆、五目豆やコロッケなどなど。

どれも絶品。

私の大好物でした。

なかでもおばあちゃんのお煮しめは魔法のお煮しめ。

サトイモ、ゴボウ、干しシイタケにニンジン、たけのこ、鶏肉。ありふれた食材を煮ただけなのに、どこのお煮しめにも負けない味です。

あまりに美味しいけれど、おばあちゃんにおねだりするわけにもいかないので母に作り方を教わるようお願いしました。

おばあちゃんのレシピで作ったはずの母のお煮しめはやっぱり違う味。

おばあちゃんの味は再現できません。

大人になった今、同じ材料で料理本を見ながら作ってみますが、私のお煮しめも落第お煮しめ。

おばあちゃんのお煮しめが今でも懐かしく、思い出すとほっこりと幸せな気持ちになります。

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