私の魂が震える懐かしい食べ物

私は、おばあちゃん子でした。

いつも小学校の帰りに、おばあちゃんの家に遊びに行きました。

おばあちゃんは、いつも笑顔で「あら、来たのかい?」っと出迎えてくれまた。

妹が生まれるまで、私は、おばあちゃんの家に預けられて、育ったので、よく冗談でおばあちゃんの家の子供になると言っていました。

おばあちゃんは、料理が上手で、おやつにいつも、芋餅を作ってくれました。

初めて口にした時から、美味しいって思い、何枚も何枚も食べた記憶があります。

今では、まったく食べる機会がなく、味を忘れてしまっています。

美味しかったのは、確かに記憶にあるのですが、どうしても思い出したくて、既製品の物を買って食べましたが、どこか違う感じがするのです。

諦めて、何年か経ってからのことです。私の母が、還暦を迎えて、お祝いをすることになりました。

近くの小料理屋さんで、軽く食事をすることにし、楽しんでいました。

コース料理を頼み、懐かしい会話をしながら、食事も終えて、最後のデザートに、芋餅が出てきました。

黒い器に、少し焦げ目の付いた白い芋餅が、なんとも言えない味を引き立てていました。

一口食べてみると、衝撃が走りました。おばあちゃんの芋餅と同じ味がしたのです。

すぐに、これは、どうやって作っているのかと尋ねてみると、なんと長芋を混ぜているとのことでした。

ようやくおばあちゃんの芋餅の味の秘密がわかり、感動しました。

今では、家でも自分で作れるようになり、懐かしい思い出とともにおばあちゃんの芋餅を頂いています。

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