メロドラマを見た後のおやつの時間

子どもの頃、よく夏になると、田舎のおばあさんの家に1カ月ぐらい滞在していました。

おばあさんは、毎日、午前中に私たちをつれて町に出かけます。そうして、親せきの家により、お店を見て、お昼を食べるとタクシーで帰ってくるのです。

それから、おばあさんの好きなメロドラマの時間。

テレビの前で正座して、ちょっと涙ぐみながらメロドラマを見るのです。

それが終わると、大好きなおやつの時間なのですが、メロドラマを見ている時に、「ねえ、ねえ、おばあちゃん、今日のおやつは~?」と声をかけると、いつも手作りのおやつを作ってくれるおばあちゃんなのですが、この時ばかりは「あっちでお嫁さんに何か作ってもらいなさいね。」と言うだけで、てこでも動きません。

メロドラマが終わると、おもむろに、「今日は何にしようかね」といって作ってくれるのですが…。

そうそう、おばあさんは、いつも手づくりのお菓子を作ってくれました。

小豆とか、御芋入りのおまんじゅうや、カルピス?で作ったアイスキャンディー、ぼた餅、おせんべい…。

甘いものの大好きなおばあちゃんが作るおまんじゅうは、ふっくら蒸かしたもので、まるで肉まんやあんまんのような大きいおまんじゅう。

そのできたてを、フウフウいいながら食べるのです。それから、お米で作った色とりどりの平べったいおせんべいは私の好物。

よく、タイフードやインド料理のレストランで出されるような、赤や緑の色でできた揚げたおせんべいです。

ちょっと、甘いものもあれば、青のりのはいった塩味もあって、次はどの色をたべようかな…と思いながら、楽しみながら食べていました。

今と違ってジャンクフードのなかったあの頃。何だか、懐かしい想い出がこみ上げてきました。

美味しいおススメの熊本のお土産

ページ上部へ戻る